定年まで同じ会社で働く、と本気で思う人の割合
自分は新卒で就職するために就職活動をしていた時から「定年まで同じ会社で働く」気は気持ちは全くなかったのですが、「企業で働く」という選択をする就活生は内心どう思っているのでしょうか?
自分は新卒で、メーカーの会社に入社しました。
当時から「面接で志望動機とか聞かれても困るんだよねー。だって働く理由は自分で稼いで食べていく、という自立の為だし。他に理由なんかあるわけねー。」と内心思っていました。
え、みんなそうじゃないの???
20歳女子がその時考られる未来なんてせいぜい「30才というのは"おばさん"で、もう需要がない、だから若さ以外の何か(要するにスキル、若さの代わりになるもの)をそれまでに構築しておかねば」というレベルでした。
でも「10年後を見据えて働く」というのは、ビジネス本とかのキャッチコピーにもなってるし、ある意味間違ってないですよね(笑)?
自分の想像できる未来なんてせいぜい10年先くらいではないでしょうか。それも外れること多いだろうし、20年先なんてもはや妄想の部類に入るような・・・。
しかしこの考えはどれくらい、普通じゃないのでしょうか?それは昔から知りたいと思っていたことなのですが・・・。
つまり「就職活動をしている大学生の一体何割が、定年まで勤めようと本気で思って就職活動をしているのか?」ということです。(そんな統計あるわけない・・・)
もちろん実際に社会に出てから「会社やめよう」と思う人はたくさんいるわけですが、少なくとも人生で一度は「この会社で定年まで働く」とか「働くつもり」な気持ちになったことがあるんでしょうか?
80%?50%?30%??仮に50%だとしたら、半分の学生は「定年まではいないでしょ」と心の中で思いつつ、「御社に一生捧げます」的な演技を採用面接でしている、ということですよね。。。
なんか、虚構の世界じゃないですか?
それとも80%くらいの大学生が、「定年まで」について、本気モードなのでしょうか?
そしてさらに知りたいのは、企業の人事担当者って、本気で「定年まで働いてくれる人を採用しよう」とか思っているのか?という点です。
もし本気でそう思っているなら、更に虚構の世界、というか、時代遅れも甚だしいというか・・・。
むしろ「10年後なんて会社も社会もどうなってるかわからないから、転職可能なスキルを身につけるために会社を利用しよう、ついでにガッツリ給料ももらってな。」くらいじゃないとマズイのではないでしょうか。
「この会社に定年まで」なんて思って働いたら、他を知ろうという興味も湧かなくなって、いざ会社が傾いたり、リストラされたり、辞めたくなってしまった時に外では使えない人間ができあがってそう。
今の日本企業はどの会社でも使える「スペシャリスト」ではなくて自社の中で何でもできる「ゼネラリスト」を作ろうとしているんだから、それにまんまと乗せられてはダメ!
こんな風に考えながらこの20年ちょい、いろいろな会社で働いてきました。その挙句今無職なので説得力あまりないですが、今無職だけど、でもなんとかなるのでは?という、今の無職に怯えない境地には達しています。
それにしても、働く気が起きないな~。ゆるく適当にやりたい~。
それではまた。
明日も今日と同じ日が続きますように・・・。