人手不足の会社は仕事がキツくて給料が安い、という当然の話
2017年現在、就活生は「売り手市場なので無事に就職が決まりました」と喜んでいるわけですが、売り手市場になっている要因はアベノミクスのおかげなのか、それとも労働生産人口が減ってきていることによる人手不足のおかげなのか、どうなのでしょうか。
アベノミクスは今や死語になり、なんかやりましたっけ?状態、山積みの課題をダラダラ先送りにして、波風を立てないことによる「安定」した政権運営をすることで、現状を維持しています。とにかく何がなんでもの現状維持、決して変えない、という強い意志を感じます・・・でもそれであと何年もつんだろうか。
たぶん40歳以上の大人はみんな、ヤバいことに薄々気づいてるけれど「できればこのまま逃げ切りたい、自分が死ぬまではなんとか・・・死んだらその後はもうどうなっても知らん」って思っているんだと思います。
もう一つの「人手不足」の方ですが、現在の人手不足なんて、これからやってくるとんでもない人手不足のまだまだ最初の方でしかないと思うのですが、今から人手不足だー、とか言っててどうするのでしょうか。これからの減り方はもっとずっと半端ないはずですから・・・。
そもそも「人手不足」といいますが、大企業は就職希望者が殺到してて、人手不足でもなんでもないわけです。人手が不足する会社は要するに「みんなが行きたくない会社、仕事内容がキツくて、給料が自分の希望より低い会社」ということで、いい例が介護職。
自分はこの20年いろんな会社で働きましたが、明らかにどう考えてもこれらの仕事の方が「楽で給料が良い」。中には「こんな楽な仕事でこんなに給料がもらえるのかー。」というような仕事もあり、「これじゃあ誰も農業とか、介護の仕事はやらないわな」と感じました。
ある製品を売る会社が人手不足で倒産しても、他の会社が同じものを作って売っていれば誰も気にしませんが、介護施設が人手不足で閉鎖してしまったら本当に困ってしまいます。
介護職の人手不足に関しては、政府が今すぐ何とかしなければならない問題だと思います。けれど何かを大きく変えることは絶対にしたくない政治家には正直何も期待できない・・・そう考えると、自分の親の介護には今から自分で備えておかなければならないのかなと思うのです・・・。
さー明日も頑張って株やろう!
それではまた・・・。
明日も今日と同じ日が続きますように・・・。