40代女子今日と同じ明日はくるか!?不労所得と株日記

40代女子、働き方を含め、いろいろ岐路。なんとかゆるく生きてはいけないだろうかと考え、まずは働き方をゆるくし、不労所得にチャレンジする日々を綴ります。

農業の仕事が大変すぎた(実体験)

介護職は仕事がキツい上に給料が安いので人手不足、誰もなりたがらないわけですが、一方で農業はというと、政府がたっぷり補助金を出してくれているおかげで、給料(というか収入)は悪くないのです。なのになぜここまで人手不足なのでしょう。

1970年代に1000万人以上いた農業就業者数は今は200万ちょっとまで減り、しかも高齢者ばっかり。自分の子供に継がせたくないほど仕事がハードということなのか?子供たちも親の仕事を見て、大変すぎるから継ぎたくないということなのか??というわけで、実際に体験してみました。5年くらい前ですが・・・。

あれは5年以上前のある夏のことでした・・・まず朝の5時に起床、5時半、軽トラックに乗って畑へ行きます。そこは茄子の植えられた畑でした。

朝5時起きとかムリー、なぜ会社員のように9時から働いてはダメなの?と思った私。その理由はすぐにわかりました・・・それは陽が昇るとどんどん暑くなってくるから!!

えぇ、ただそれだけの理由です、でも本当に7時を過ぎ、8時を過ぎるとどんどん暑くなってきて、耐えがたくなってくるのです・・・。その間ひたすら茄子を収穫します。

そしておバカな私は夏なので、という理由で半袖のTシャツを着ていましたが、これがまた大失敗。茄子の木は幹にちくちく痛い産毛のようなのが生えているので、これが肌にあたると痛いし痒いし、耐えがたい。そうすると、この暑いのに長袖を着なきゃいけない、という・・・。手にはもちろん厚手の軍手。

次に、この収穫した籠にいっぱいの茄子を軽トラで、袋詰め作業所に運び、そこでビニール袋に詰める、という作業が待っていました。

袋詰め作業所ってどんなとこ?と思ったらなんとビニールハウスの中、冷房なんて効いているはずもなく、蒸し風呂状態!!そこで形のいい茄子を上に2本、ちょっと形の良くないのを選んで下に3本、キレイに袋詰めして口をテープで留めて出来上がり、というわけです。汗だくで、これって熱中症になるんじゃないの?と思いながらクラクラしながらやっていました。

で、それが終わったらまた軽トラで農協に運んで、業務終了。11時くらいでしょうか、家に帰ってお昼を食べて、その後はお昼寝タイムでした。暑すぎるので次の農作業は3時とか4時までお休みです・・・。

以上が私の実体験、終わった後「ムリだ、自分を含め今の若者に農業なんて、絶対ムリ・・・誰もやらんわ・・・。」と思いました。

実労働時間はそんなでもないですよね、「ブラック企業で残業月に100時間」に比べたら・・・。朝6時から11時まで働いたとして5時間。ランチとお昼寝を挟んで3時から6時まで働いたとして3時間、合計8時間。夏は7時過ぎまで明るいし繁忙期なのでもうちょっと働くかも、でもその代わり冬の労働時間はもっと短くなると思います。

でも、「ブラック企業で100時間の残業が嫌なら代わりに農業あるよ?」と言われても・・・あー、いえ結構です、というか、絶対ムリだな、と思いました。

やっぱり昔の人ってすごいですね・・・農業を自分で選んだわけではなく、農家に生まれたから農家をやってきた、そういう方達だと思うのですが、本当に心から尊敬しています。

ちなみに、この作業で「どうしても変えてくれ」と思ったことが一つ・・・。

政府の一斉命令でぜひお願いしたいのですが・・・野菜をキレイに袋詰めで売るの、やめてください・・・。よその国みたいに形とかどうでもいいので山積みにして、グラムいくらで販売してください!そうすれば少なくともあの袋詰めからは解放される・・・。人手不足なんだし、、、効率というものを考えて・・・あれはムダです!ムダーーー!!!(叫び)

 

それではまた。

明日も今日と同じ日が続きますように・・・。